ベクトルの基本的な操作は、ベクトルの特徴を参照して下さい。今回は、それとは異なる操作の仕方です。

複数の要素を一度に操作

添字にベクトルを与えることで、複数の要素を操作することもできます。

> a <- 1:5
> a
[1] 1 2 3 4 5
> a[c(1, 3, 5)]
[1] 1 3 5
> a[c(2, 4)] <- 8
> a
[1] 1 8 3 8 5

a[c(2, 4)] <- 8では、2番目と4番目に8を入れています。2カ所に対して、1つの数値なのに、きちんと代入されるのは、計算と同じように繰り返しが行われるためです。

指定した要素以外

> a <- 1:5
> a[-1:-3]   # 1〜3番目を除いたベクトル([-3:-1]でも同じ結果)
[1] 4 5

条件に合う要素

> a <- 1:5
> a[a < 3]   # 値が3未満のベクトル
[1] 1 2

[]の中に条件式を書く方法は、条件を満たす要素だけを抽出したり、別の値に置き換える場合などに使えます。
例は、負の数を0に置き換えたものです。

> a <- -2:2
> a
[1] -2 -1  0  1  2
> a[a < 0] <- 0
> a
[1] 0 0 0 1 2