Rで『身近な統計(’12)』 – グラフについて
どんなグラフを描くか
Rでは、多少の手間は必要ですが、標準のgraphics
パッケージで、きれいなグラフが書けます。最近では、他のパッケージ(lattice
やggplot2
)を利用して、簡単に特にキレイなグラフを描くことが行われています。このブログで描くグラフは、レポートなどの文中に挿入するようなシンプルなグラフを描くことにします。
素のグラフ
以下は細かな設定をせずに、標準の設定のまま、教科書に載っているように、グラフのタイトルとx軸、y軸の名前を指定して、描いたグラフです。
最近のレポートや論文に挿入されるグラフでは、キャプションは図の下に書くので、図中の上にタイトルを書く必要はありません。また、軸の目盛りは内側、y軸の数値は軸に垂直(普通に読める向き)、プロットエリアは囲んで描くことが多いようです。
調整したグラフ
以下は、調整したグラフです。タイトルは書かずに、軸の目盛りを内側にしています。
「Rで『身近な統計(’12)』」では、この形を基本にします。
また、このブログでは、画像の形式が制限されており、SVG形式が利用できないため、PNG形式としています。